海外バイヤーが韓国輸出が回復すると見込んでいることが明らかになった。

韓国貿易協会国際貿易研究院が１８日に発表した報告書「海外バイヤーが見る韓国の輸出競争力の点検と回復時点」によると、海外バイヤー（５６３社）を対象に実施したアンケート調査で、回答者の５６．１％がことしは世界の輸入需要が回復すると予想しており、韓国製品の輸出競争力とブランドイメージが向上するだろうと評価した。

バイヤーのうち８５％が韓国製品の輸入を拡大する計画があるとし、韓国の輸出不振の克服に対する期待を高めた。また、地域的にはオセアニア・アフリカ・中東・欧州市場を中心に韓国の輸出拡大の可能性が高いことが分かった。

韓国製品の輸出競争力は過去に比べて向したと答えた比率が３９．８％となった。品目別には、生活消費財・機械類・繊維類などが競争力の向上を牽引していることが分かった。ブランドイメージも過去に比べて改善したという回答が６７．５％を占め、機械類・生活消費財・運送機器・医療機器などの分野で製品イメージが改善していると評価した。

一方、韓国製品の最大の競争国は中国（４７．６％）で、次いで欧州（１７．６％）、米国（８．７％）となっている。中国と激しく競合している市場は中東・中南米・アジアで、品目は運送機器・電子機器・鉄鋼製品となっていることが分かった。