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初の韓国産静止軌道気象衛星打ち上げ成功…「予報能力が向上」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.06 07:28
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「5、4、3、2、1、0」

5日午前5時37分(現地時間4日午後5時37分)、南米にある仏領ギアナのギアナ宇宙センター。打ち上げ合図の声が聞こえると、高さ54.8メートルに達するロケット「アリアン5 ECA」が火炎を吹き出した。「衛星分離」を伝える表示板が点灯すると統制棟は拍手で包まれた。

 
国内技術で開発した初めての静止軌道衛星「千里眼2A」は成功裏に打ち上げられた。「千里眼2A」はこの日、インド通信衛星GSAT11と共にアリアンロケットに搭載されて上空3万6000キロの静止軌道に向かって打ち上げられた。2011年7月に開発がスタートしてから7年6カ月ぶりだ。

「千里眼2A」は打ち上げ25分後に遷移軌道に入り、30余分後にロケットから分離した後、オーストラリアのドンガラ地上局と初めて交信をした。衛星打ち上げ成功を知らせる信号だった。遷移軌道は地球から最も近くて251キロ、遠くて3万5822キロの地点をつなぐ楕円軌道だ。「千里眼2A」は打ち上げ2週後から高度を高め、およそ1カ月後には目標の静止軌道に乗ることになる。

静止軌道衛星は一地点を継続して観察できるように一定の軌道で地球自転と同じ速度で動く衛星だ。高難度の技術が必要なため、現在このような静止軌道衛星技術を持つ国は米国・欧州連合(EU)・日本・インド・中国・ロシア・イスラエルなど7カ国程度だ。今回の「千里眼2A」の打ち上げ成功で、韓国も通信衛星など多様な静止軌道衛星を開発できる技術力を確保することになった。ただし、搭載体の開発には他の機関の協力が必要だ。「千里眼2A」の場合、気象搭載体を米国衛星企業ハリスから導入した。

韓国航空宇宙研究院など国内研究陣は2011年から「千里眼2A」の本体とシステムを独自に開発してきた。航空宇宙研究院のチェ・ジェドン静止軌道複合衛星事業団長は「独自設計・独自製作だったので、設計段階から製作段階に移行するときや試験過程などで、それまで見つからなかった問題点が現れた」とし「これを一つ一つ発見して解決していく過程で多くのデータを蓄積することができた」と述べた。

「千里眼2A」は東経128.2度の赤道上空にある静止軌道に留まり、テスト過程を経て、来年7月から今後10年間にわたり韓半島(朝鮮半島)周辺と宇宙気象を観測する任務を果たしていくことになる。従来の「千里眼1」は海洋・通信機能まで行ったが、「千里眼2A」は気象観測だけに集中する。「千里眼1」に比べて4倍明るいカメラが搭載され、黄砂と火山灰などを区分することができる。「千里眼1」が送った映像は台風中心部の位置を特定しにくかったが、「千里眼2A」は台風の目の周辺のうず巻きをはっきりと区分することもできる。国家気象衛星センターのキム・ジヨン気象研究官は「観測周期が15分から2分間隔に大幅に短縮されるので、急激に発達する局地性豪雨に対する対応能力も大きく向上するものと期待する」と明らかにした。

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