任天堂復活に貢献の33歳マリオ、映画界も眺める(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.20 12:19
『ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力』の著者ジェフ・ライアン氏は「過去20年間、任天堂につきまとった恐怖は、男の子が大人になりながら幼い頃に遊んだおもちゃから遠ざかるということだった」と語った。ライアン氏は「このような顧客層をめぐりXbox360とPS3が肉の塊を争う犬のようになってしまった」とし「このため任天堂は『新大陸』を開拓し、顧客の昼休み時間、退屈な時間を獲得した」と分析した。
2015年に岩田社長が死去した後、君島達己氏が新社長に就任した。君島氏は財務経営専門家だ。君島社長体制でも任天堂の精神は引き継がれた。銀行員だった君島社長は経営に集中し、岩田元社長と共に任天堂の全盛期を築いたゲーム開発者の宮本茂氏が共同代表取締役としてソフトウェアなど開発を指揮した。