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【コラム】北アイルランドから見た韓半島危機(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.26 11:00
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先週、北アイルランド自治政府首都であるベルファストから京畿道(キョンギド)のシンハン大学とアイルランドのトリニティ大学の共同主催で開かれた国際カンファレンスで北アイルランドとアイルランド側の参加者はかろうじて定着した北アイルランドの平和にブレクジットがもたらし得る否定的な影響に対して大きい懸念を示した。ブレクジットで北アイルランドの平和が脅威されることはないだろうという英国政府の立場にもかかわらず、不安を覚える人が多い。今のように国境がない状態を維持しながら、国境統制を回復するのは互いに矛盾なので現実的な解決方法を見出すことが容易ではない見通しだ。

北アイルランドの平和プロセスは英国系とアイルランド界の境界を認めながらも対話と相互尊重、権力共有を通じて境界を乗り越えた過程だ。その過程がまだ完全に終わってはいないが、再び昔に戻ることはできないということに両側いずれも同意している。テロに疲れた信教界とカトリック界の住民たちがこれ以上暴力はいけないというコンセンサスに達し、平和プロセスは始まった。思想と信念の違いより全人的な人格体としてお互いに着実に対話を続けていった。北アイルランド平和協定の核心はアイルランドのアイデンティティ、英国のアイデンティティ、アイルランド・英国の二重的なアイデンティティの間で対立していた北アイルランド人にアイルランドや英国国籍、または、アイルランド・英国の二重国籍の一つを自由に選択できる憲法的な権利を認めた点だ。境界を乗り越えて共存できる土台を提供したわけだ。

 
耐えることのできない極端の状況にまで達したのが北アイルランド平和プロセスの始まりだったことのように、爆発一寸前まで来た韓半島(朝鮮半島)の危機状況は劇的な反転の転機になる可能性もある。だが、その前提は対話だ。お互いを対話の相手として認めて顔を突き合わせなければならない。誰から何と言われようが、韓国は韓半島問題の当事者だ。韓国を排除したまま、金正恩(キム・ジョンウン)とドナルド・トランプの口げんかがげんこつ戦いに飛び火する呆れ返る状況は容認できない。戦争をするとしてもその前に最大限の対話への努力は必要だ。

<ベルファストで>ペ・ミョンボック/中央日報コラムニスト


【コラム】北アイルランドから見た韓半島危機(1)

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