－－米国に進出することになったきっかけは。

「韓国でモデルとして４、５年間ほど活動しましたが、注目されませんでした。昨年、所属事務所が米国のあるモデルエージェンシーに写真とプロフィールを送ったところ、一緒に仕事をしようという話が入り、うまく事が進みました」

－－もともとモデルを目指していたのか。

「漢陽大でバレエを専攻していました。しかし身長があまりにも高かった。大学に入学した後もずっと伸びて１７８センチにもなりました。主演は不可能で、主人公の後ろで群舞する役ばかり回ってきました。大学２年の時にモデル選抜大会に出て、その時からモデルとして仕事をしてきました。母は１６０センチ、父は１７０センチ、弟は１７６センチで、私だけが大きい」

－－自分の長所は。

「バレエをしたせいか、表現力が良いといわれます。難しい動作や果敢なポーズもうまくこなす方だと思います。一般のアジア人モデルとは違って積極的だという声も聞きます。英語はあまり話せませんが、スタッフとよく交流しています」

－－スリムなボディラインを維持する秘訣は。

「できるだけたくさん歩いています。一日にだいたい一食ほど食べます。朝食兼昼食または夕食だけで、その一食はたくさん、主にコメを食べています。一番好きなものはトッポッキで、ニューヨークの韓国人モデルの友人とトッポッキを作ったりします。ホームシック解消を兼ねて」

－－今後の計画は。

「チャンスが与えられる度に頑張ることです。大変なことも多いですが、夢に見た舞台に立てて、憧れの写真作家と一緒に作業できるということだけでも幸せを感じます。ニューヨークでは一シーズンだけ輝いて次のシーズンに消えるモデルも多いので、一時も安心できません」


プラダ初のアジアモデル韓国人「韓国では美しいといわれたことがない」（１）