盧大統領、米ボーイング会長に「予算削減で専用機買えず」
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が米ボーイング社の会長に会って、昨年末大統領専用機の導入に向けた予算が削減されたことに関連、残念な気持ちを伝えた。盧大統領は18日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)を訪問したボーイング社のマックナーニ会長に「私は常にボーイング社の飛行機を利用している…専用機の購入を建議したが国会が予算を削り、今後もチャーター機に乗らなければならなくなった」と述べた。
とりわけ、盧大統領は「私が専用機を購入しようとしたのは私のためではなく、次の大統領のためになのに国会で予算を削られた」と繰り返し遺憾の意を示した。政府は08年まで1900億(約240億円)の予算を注入し大統領専用機を導入する方針を固め、初年度の予算として昨年、300億ウォンの予算を計上したが、国会が全額削減した。