慰安婦被害者も知らずに慰労金…和解・癒やし財団の押し付け支給が問題に
ⓒ 中央日報日本語版2017.01.19 06:25
慰安婦被害者を支援するために、日本政府予算で韓国に設立された和解・癒やし財団が、被害当事者に知らせないまま慰労金を支給して問題となっている。
18日、韓国女性家族部などによると、和解・癒やし財団は昨年10月と11月の2回に分けて慰安婦被害生存者キム・ボクドゥクさん名義の口座に合計1億ウォン(約972万円)の慰労金を支給した。だが、キムさんは自分の通帳の管理を家族の1人に任せていたので、この事実を事前に知ることができなかった。
これについて、統営(トンヨン)・巨済(コジェ)市民会は財団側が被害者側の意向を無視して接触し、当事者ではなく家族に慰労金を支給したとし、強く批判した。