韓経:韓国仁川空港に「白色ロボット」登場

韓経:韓国仁川空港に「白色ロボット」登場

2017年03月14日10時25分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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LGエレクトロニクスの研究員が仁川国際空港入国フロアで案内ロボット(左)と清掃ロボットをテストしている。
  13日、仁川(インチョン)国際空港1階の入国フロアに白いロボット2台が現れた。入国フロアにいた数百人の視線が集中した。スマートフォンで写真を撮ったり、どんな反応をするのか試すために手を振って話しかけたりもした。ロボットの正体はLGエレクトロニクスが仁川国際空港公社とともに開発している清掃ロボットと案内ロボット。ロボットは研究員とともに空港のあちこちを移動した。

  ◆丸いデザインに目を引く白色

  昨年7月に仁川国際空港公社とLGエレクトロニクスが了解覚書を締結し、ロボットの開発が始まった。仁川国際空港に知能型ロボットを導入し、利用客の便宜と空港運営の効率性を高めるためだ。LGエレクトロニクス・インテリジェンス研究所傘下のロボットタスクチームが開発を担当した。先月21日から清掃ロボット1台と案内ロボット2台を仁川国際空港で公開テストし、各種機能を補完している。7月に始まる試験サービスが成功すれば、年末に商用化される。

  全体的に丸いデザインにしたのは空港利用客に親近感を与えるほか、人や物と接触しても衝撃を最小化するためだ。視線を引くために外観は白く塗られた。

  7月から1階の入国フロアに2台、3階の出国フロアに3台が配置される清掃ロボットは1秒あたり35センチずつ移動し、4時間ほどで入国フロアと出国フロアの全体を一回りできる。

  案内ロボットは韓国語と英語、中国語、日本語を音声で認識し、質問に合う回答をする。出国フロアに3台、免税区域に2台が配置され、各航空会社のデスク、搭乗ゲート、到着地情報などを案内する。四角形のディスプレーは情報を提供し、上側の丸いディスプレーに表れる目の形は随時変わって表情を見せる。LGのキム・ヒョンロク研究員は「利用者がロボットを向き合って感じる情緒的な距離を減らすためにロボットが表情を表すようにした」と説明した。

  ◆「方向感覚」に優れ、お互い疎通するロボット

  現場テストを始めたロボットは実験室では予想できなかったさまざまな問題にぶつかった。広いガラス窓から入る日光はロボットの障害物認識センサーにエラーを起こし、案内ロボットは各種騒音の中で利用者の音声だけを認識するのが難しかった。柱の後ろから出てきたりロボット側に気づかず接触する人も開発チームには解決すべき難題だ。ソン・ビョングォン研究員は「ロボットをテストしてみると、カートを押したりスマートフォンを見ながら歩く人が予想以上に多いことが分かった」とし「100キロ以上のロボットと人の接触をなくすことがまず解決するべき課題」と説明した。開発チームはロボットに数十個のセンサーを設置し、近づく物体をすべて識別させ、避けるのが難しければ自ら停止するようにした。

  LGのロボットは搭載されたカメラで空港の天井と壁を観察し、空港の形を自ら認識した後、自分がどこにいるかを把握する。キム研究員は「空港側が提供した室内の地図を入力しても椅子や旅行会社ブースなどが随時変化し、結局はロボットの方向感覚がなければいけない」とし「清掃ロボットはお互い疎通し、清掃員が不足している地域がどこかを判断し、作業の優先順位も決めることになる」と説明した。

  LGの関係者は「ロボットとこれを管理する管制システムを結びつけて新しい市場である民間ロボットのB2B市場を電子業界で初めて開くことができるだろう」と述べた。
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