左・成沢vs右・克烈…北朝鮮は‘第2人者’パワーゲーム中(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.05 09:34
消息筋は「呉克烈は自分が主導してきた外資誘致事業に割り込んだ張成沢と金養建に対して相当な不快感を抱いており、現在、朝鮮大豊グループと朝鮮国際商会が主導権争いを繰り広げている」と述べた。
北朝鮮の最高公安機関である国家安全保衛部もこうした事態を懸念していると、消息筋は伝えた。保衛部は特に、朴哲洙総裁の背後に中国国家安全省があり、中国が朴総裁と朝鮮大豊グループを通して大規模資本を投入し、北朝鮮経済の掌握を狙っている、という疑いを抱いているという。しかし北朝鮮保衛部は、朴総裁を後援する張成沢ら権力中枢人物を意識し、金正日にこうした事実を報告できずにいると、消息筋は説明した。