北朝鮮木造船の入港6日目に「アフリカ豚コレラ」検疫
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.25 15:18
三陟(サムチョク)港に入港した北朝鮮木造船を対象に実施すべきだったアフリカ豚コレラ(ASF)検疫作業が、部処間の情報交流不足で入港6日目に行われたことが確認された。
「海上版ノック亡命」に対する青瓦台(チョンワデ、大統領府)と軍当局の縮小・隠蔽疑惑が浮上した状況で、部処間の意思疎通不足のため国民の安全と直結する検疫業務までが後回しにされたという指摘が出ている。
国会国防委員会によると、農林畜産食品部は北朝鮮木造船の入港から6日目となる20日、「三陟港入港北朝鮮漁船対象の消毒など検疫協力」要請という公文書を国防部に送った。公文書は李介昊(イ・ゲホ)農林畜産食品部長官の名前で送られ、受信者は徐薫(ソ・フン)国家情報院長、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官だった。