【現場から】「4つ星」将軍の名誉を失墜させて勲章一つでなだめようとする韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.18 16:33
韓国海軍少尉として任官した1978年から2015年までの37年間、大韓民国の領海守護のために尽くした。国民が海賊に拘束されると、特攻隊を投入して救出した。勤務地を訪れる夫人にはバスに乗るよう強調した。海軍本部がある忠清南道の鶏龍台(ケリョンデ)官舎から夫人は数キロ歩いて買い物に行った。官用車を私的な用途に使うことはできなかった。政府が報国勲章の授与を17日の国務会議で議決した黄基鉄(ファン・ギチョル)第30代海軍参謀総長(60)のことだ。
しかし当の本人は喜んでいないようだ。黄氏の知人によると、「もう韓国社会では人に会いにくい。海外で勉強し、学生を教えながら暮らしたい」と話したという。黄氏は現在、中国にいる。