【社説】第4次産業革命時代、質中心の大学革新に注目する=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.19 15:58
韓国の大学はその間、量的膨張に執着し、教育・研究の質を軽視してきた。その結果、青年層の高等教育履修率(69%)は世界最高だが、国際競争力は最下位圏にある。第4次産業革命時代もこのままでは絶望的だ。しかし希望が見え始めた。中央日報が創刊51周年を迎えて実施した「2016大学評価」の結果、大学のパラダイム転換が活発になっている。実用・コンテンツ中心の教育・研究強化で「追従者(follower)」でなく「先導者(first mover)」になろうという変化だ。今年で23回目となる中央日報の大学評価の特徴だ。
訪韓中のクラウス・シュワブ世界経済フォーラム(WEF)会長も昨日、雇用の変動が大きい文明史的な大変革期には柔軟な教育システムが必須だと強調した。米スタンフォード大が産学協力はもちろん創業までも支援して多くのスタートアップを育成し、富と価値を同時に追求している理由でもある。