【コラム】20・30世代がセウォル号に憤る理由は…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.08 13:43
20代の政治部女性記者になって1年余り。少なくなったのは余暇時間、増えたのは「忙しいふりはちょっと止めたら?」という友人の恨みがましい声だ。国会議員と補佐陣、セウォル号政局を追いかけていたら時間も失い友人も失っていたような感じだ。思い出したように時折同世代の集りに行けば、政治の「政」の字も言わないようにしている。余暇を仕事の延長にしたくないからだ。
だからだろうか。20・30世代の民心から少し遠ざかったような気がする。先月26~27日の中央日報世論調査の結果を見ながらふとそう思った。与野党が合意したセウォル号特別法案に遺族が反対しているだけに、再び交渉しなければならないという意見が20代は70.7%、30代は68.8%だった。50・60世代に比べて2倍以上高い。再協議を求める20・30代の70%以上が遺族の要求通り真相調査特別委員会に捜査権と起訴権を与えるべきだと答えた。