【コラム】地域紛争解決における「中国方式」とは何か=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.30 13:45
韓中の首脳が会えば必ず議論するのが北核問題だ。韓国はいつも中国に建設的な役割を依頼する。北朝鮮に対する中国の影響力を認めているためだ。そして中国の反応を見る。変わったことがあるかと。これまで知らされた中国の北核解決法3原則は「韓半島(朝鮮半島)の安定と平和→韓半島の非核化→対話を通した平和的解決」の順だ。ところが最近、北核問題にアプローチする中国の姿勢に新しい基準ができた。その発端は先月23日、オランダのハーグで開かれた韓中首脳会談の時に習近平主席が提供した。習主席は朴槿恵(パク・クネ)大統領に「中国は北朝鮮の核保有を明確に反対し…現在、中国側の方式で北朝鮮を説得する努力をしている」と説明した。
新しい基準というのは、習主席が初めて言及した「中国側の方式」だ。何が中国式なのか。この表現が中国外交に登場したのは昨年5月の初めだ。華春瑩・中国外務省報道官は中東の平和問題を取り上げて「中国は今後、自らのやり方どおりに推進するだろう」と話した。当時、習近平はパレスチナとイスラエルの指導者を相次いで北京に招いていた。国際紛争から抜け出して、静かに力だけを育てるというトウ小平の「韜光養晦」方針から脱却する行為だった。