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【時論】韓日、朝鮮通信使の精神を生かせ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.08 09:07
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当時堂上訳官として日本に派遣された儒学者の李慶植(イ・ギョンシク)は戦争により全羅道霊光(チョンラド・ヨングァン)近海で死んだと思っていた妻のつばめと彦根城で再会する。捕虜として捕らえられ日本の侍の水島善蔵の妻となり息子まで1人産んでいた。妻を返すよう求める李慶植と愛しているので別れられないという水島は、筆と刀がぶつかり合う自尊心を賭けた戦いを行った。2人の夫の間で悩んだつばめは結局この世に別れを告げてしまう。

こうしたことも知らず2人は苦心の末に譲歩を決意する。李慶植は相手方が不道徳でも他人の家庭を破壊することを願わずそのまま帰国することにし、水島は妻を帰国させる代わりに2人を結び付けた上官の命令を断った罪で切腹することにしたのだ。作品は通信使の船が出航する大阪の港で2人が会い涙で和解しつばめの冥福を祈る場面で終わる。

 
この小説のように400年余り前の先祖の知恵がなかったとすれば両国間の善隣はなされなかっただろう。朝鮮通信使が11回にわたり派遣され両国は230年余り文化的に疎通し政治的に信頼した。いま必要なことはまさに朝鮮通信使の通信の精神だ。

韓日関係はこれ以上悪化してはならない。自由民主主義と市場経済に基盤を置き米国と同盟を結んでいる両国は互いに対立し反目するのではなく疎通と信頼の知恵を発揮しなければならない。日本は誤った過去に対し真の歴史的反省をしなければならず、韓国は文で武を返す徳を発揮しなければならない。そうでなければ両国間には元に戻すことはできない深い澱ができるかも知れない。悲しいつばめの悲劇を21世紀に繰り返してはならない。

朴振(パク・ジン)韓国外国語大学客員教授・アジア未来研究員常任代表




【時論】韓日、朝鮮通信使の精神を生かせ(1)

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