日本の挑発に対抗し、独島(ドクト、日本名・竹島)を死守しようという声が高まっている。 新政府の融和ジェスチャーを曲解した日本は、今回も根拠のない主張を繰り返した。 時には大きな歩幅で突っ込み、時には半歩後退するような仕草を見せながら、執拗に領有権主張を続けてきた日本の緻密な計算には鳥肌が立つ。
今回も興奮した韓国社会は過去のビデオを再生したように型にはまった対応をしている。 駐韓日本大使館に‘タマゴ洗礼’を浴びせ、世論に敏感な国会議員はさっそく独島へ向かい、カメラの前で決然たる表情を見せた。 果たして今度はこの憤怒がいつまで続くのか。
独島が受難中の今、白頭山(ぺクドゥサン)は‘休火山’のように沈黙している。 2002年に中国の東北工程が初めて確認された当時、韓国社会は‘独島挑発’に劣らないほど激昂した。 しかし2004年、両国の外交当局者が「政治問題に飛び火するのを防ぎ、学術研究で解決しよう」とその場しのぎに‘口頭合意’すると、東北工程と白頭山一帯の領有権問題はあたかも解決されたように静かになった。 東北工程と白頭山工程は相変わらず進行形だが、鍋のように熱しやすく冷めやすい韓国社会は白頭山を‘死火山’扱いしている。