米国務長官「米朝交渉再開の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.25 14:57
ポンペオ米国務長官が23日(現地時間)、米朝間の対話について「非常に現実的な可能性(a very real possibility)がある」と述べた。米国政府がハノイ米朝首脳会談の決裂後に停止していた交渉の時計を再び動かす方向に進んでいることを表している。
ポンペオ長官はこの日、主要20カ国・地域(G20)会議出席に先立ち、記者らにこのように述べた。ポンペオ長官は米朝間の実務交渉が再開されるかどうかという質問に対し、「北朝鮮から今朝出た発言を見ると、非常に現実的な可能性があるという点を見せている」とし「北朝鮮が非核化議論をする準備ができたという意思を表示すれば、我々ばすぐに行く準備ができている」と答えた。「北朝鮮から出た発言」とは、「金正恩(キム・ジョンウン)同志がトランプ大統領が送った親書を読み、立派な内容があると満足感を表した」という北朝鮮メディアの報道を意味する。
またポンペオ長官は「トランプ大統領の親書を通じて朝鮮半島非核化のために北朝鮮と重要な議論を再開できる土台が用意されることを望む」とし「我々はハノイ首脳会談以降、交渉再開の土台を用意するために努力してきた。我々はより良い位置にいると考える」と述べた。