韓国アシアナ、2日連続「ノーミール」…機内食協力会社代表が遺体で発見
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.03 07:20
アシアナ航空に機内食を供給していたフライトケータリング会社の協力会社代表が自殺をした。警察は航空機に機内食を正常に供給することができずに一部航空便が遅れて社会的問題になったことで自ら命を絶ったとみている。
2日、警察によると、この日午前9時30分ごろ、仁川市西区青羅国際都市(インチョンシ・ソグ・チョンラクッチェドシ)のアパートで、シャープ・ドゥアンドコ(Sharp DO&CO)の協力会社代表Aさんが首を吊って亡くなった状態で見つかった。Aさんの家族が発見し、警察に届出た。遺書は見つからなかったという。遺族は警察の事情聴取で「前日、機内食納品問題で非常に大変だと話していた」と述べたという。警察は遺族や会社関係者などに対して正確な死因を調査中だと明らかにした。
Aさんの会社はアシアナに機内食を供給するシャープ・ドゥアンドコの協力会社で、当初は今月1日に仁川国際空港から出発予定だったアシアナ航空国際線82便に機内食を納品することになっていた。だが、機内食の納品が遅れたことで81便に遅れが出た。このうち12便は機内食を積み込むことができないまま次の目的日に向けて出発した。シャープ・ドゥアンドコはAさんの会社を含め4社と協力して機内食を納品している。