日本ウェブ漫画アプリ2位になったカカオ、1年で40倍「漫画のような成長」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.24 15:59
カカオジャパンに先立ち、2013年日本に進出したLINE MANGAとcomicoもそれぞれ月間利用者数150万人、200万人を維持している。日本の出版社はまだ紙にペンで漫画を描くことに対する自負心を持っているため、紙の本市場にも集中している。この隙をねらっていち早く現地市場に進出した韓国の情報技術(IT)企業が勝機を捉えたのだ。文化的な異質感を感じさせないように日本現地ウェブ漫画を前面に配置してさまざまな料金体系を読者に提示していることも奏功した。
韓国で人気が検証された作品は日本でも旋風的な人気を得て「K-ウェブトゥーン」ブームをけん引する。チョン・ゲヨン作家のウェブトゥーン『恋するアプリ』のような作品が代表的だ。カカオジャパンは来月東京都内で日本ファンとチョン作家が集まって一緒に大型スクリーンを通じてウェブ漫画を見る「ウェブトゥーン上映会」を開くことにした。韓国で人気を集めた『七年の夜』『終了しました』のような小説をウェブ漫画として出す準備も進めている。漫画・映画・小説などコンテンツ間の境界を崩してこそ事業を拡張し続けることができるという判断からだ。