中国の固体燃料技術、イラン・パキスタンを通じて北朝鮮に?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.05 16:28
◆北ミサイル部品・装備、ほとんど中国から輸入
北朝鮮はパキスタン・イランと数十年間にわたりミサイル技術を取引してきた。イランの「シャハブ3」は北朝鮮の「ノドン」(KN-05)を輸入して開発したものだ。北朝鮮はイランに中長距離ミサイル「ムスダン」(KN-07)も輸出した。初期の北朝鮮とイランのミサイル交流は北朝鮮が主導する様相だったが、最近は流れが逆転している。固体燃料を使用する「北極星1」のエンジンの直径が1.25メートルという点などからみて、イランが実践配備した「セジル」弾道ミサイルと諸元が同じという分析が出ているのが代表的な例だ。射程距離2000-2400キロの「セジル」は2段固体燃料エンジンを使用する。中国→イラン→北朝鮮とミサイル技術が流れたという推定が強く提起される理由だ。