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【コラム】国民の心をつかめない保守政権=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.15 14:40
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朴槿恵政権だけでなく歴代の保守政権は国民の心に食い込むことができなかった。冷たくて権威的だという印象を与えた。軍事政権はもちろん、その後も長く「私に従いなさい」的な統治が通じていた。今は通じない。国民に教えようとしてもだめだ。時代が変わったことを知らずに安易に対応してひどい目にあったのが2008年春のBSE(牛海綿状脳症)事態だ。

李明博(イ・ミョンバク)政権は最初に“ろうそくデモ”が広がった時、たいしたことではないと思った。話にもならない主張だと考えた。国民の心を推し量って説得しなかった。ますます事態が深刻化すると驚いて隠れた。いくつか卵を投げられたり胸ぐらをつかまれたりする覚悟で群衆の中に入る勇気ある人が政府の中にはいなかった。

 
その年の7月、国会で野党議員が韓昇洙(ハン・スンス)首相に「ろうそくデモの現場になぜ出て行かなかったのか。辱めを怖れたのか」と尋ねた。韓首相は「必ずしもデモ現場に出て行かなくても市民の声はさまざまな経路を通じて正確に聞いている」と答えた。間違った話ではないが、国民の心をつかむことはできなかった。李明博政権はBSE事態で執権半年後に空しく推進動力を失った。懸命に働いたが国民に認められなかった。政府が国民側に立って痛みを共にするという信頼を与えられなかったからだ。

セウォル号から1年余りで中東呼吸器症候群(MERS)事態が起こった。今回も初動対応の失敗で政府が袋叩きにあった。政府は最初に患者が確認された病院の名前を公開しなかった。長短所を検討して決めたことだが、国民は「政府が病院を守ろうとしているのだな」と疑った。すぐにセウォル号を思い出し、大統領がどこにいるのかから問い詰めた。不信が敷かれている。不信は過度な恐怖を生む。BSE・セウォル号などの大事件をまともに処理できない保守政権の悪業の報いだ。

朴槿恵政権が残りの任期で大逆転するには、じっくり考えてみることがある。冷徹な理性よりも温かい感性が歓迎される世の中になった。万全の準備をした派手なイベントよりも、突発的な状況で手を1回合わせることが感動的な世の中になった。壇上から指示する垂直的なリーダーシップよりも、広場で肩を組む水平的なリーダーシップが尊重される世の中になった。

コ・ヒョンゴン編集局長代理


【コラム】国民の心をつかめない保守政権=韓国(1)

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