文在寅（ムン・ジェイン）大統領は２２日、規制改革と関連し、「これまで試みられたことのない果敢な方式、それこそ革命的アプローチが必要だ」と述べた。

文大統領はこの日青瓦台（チョンワデ、大統領府）で主宰した規制革新大討論会で、「規制革新は革新成長のための土台といえる。新たな融合技術と新産業の変化のスピードについていけない規制は必ず廃止しなければならない」としてこのように明らかにした。文大統領は「根拠規定があってこそ事業ができるという前提自体を再検討せよ」と指示し、「核心は、新産業・新技術はまず許容しようということ」と説明した。

また、「新製品・新技術は市場での発売をまず許容し、必要に応じて事後規制方式に規制体系を全面転換しよう。既存の法令で規制しても市場で商品化が可能なのか最小限モデル事業でもすることを検討せよ」と指示した。そして「規制大転換に向けた規制サンドボックス導入法案を速やかに立法化するよう努力することを望む」と頼んだ。規制サンドボックスとは新製品やサービスが発売される時に一定期間既存の規制を免除・猶予する制度だ。

文大統領は「規制革新は経済活力のモメンタムを生かすための当面の課題だ」と話した。