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米国、韓国製の冷延鋼鈑を反ダンピング提訴

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.30 11:31
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米国の鉄鋼業界が、韓国の冷延鋼鈑メーカーをダンピング輸出と不法補助金支給を理由に提訴した。冷延鋼鈑は熱い状態で生産された熱延鋼板を常温で再加工した鉄板だ。自動車の車体や電気製品など耐久消費財に主に使用される。

USスチール、AKスチールなど5社の米国鉄鋼企業は28日(現地時間)、韓国・中国・インド・ブラジルなど8カ国の冷延鋼鈑を指定して米国貿易委員会(ITC)と商務省に反ダンピングおよび相殺関税賦課を要求したと韓国貿易協会が29日明らかにした。米国鉄鋼業界は訴状で「韓国企業のダンピング輸出によって米国メーカーが被害を受けた」として「韓国製の製品に対して93.32~176.13%のダンピング関税を課すべきだ」と主張した。中国は265.98%、インドは42.58%、ブラジルは50.07~59.74%のダンピングマージンがそれぞれあったとつけ加えた。訴えられた国の中では中国が最も多量の冷延鋼鈑を米国に輸出している。昨年87万3000トンを輸出し、1トンあたりの単価も65万ドルで最も低い。韓国は昨年25万8000トンを米国に輸出し、1トンあたりの単価は88万ドルだった。

 
東国産業・ポスコ・東部製鉄・現代製鉄などが冷延鋼鈑を製造・輸出している。ただし調査対象の企業はまだ決まっていない。一般的に訴状が受理されれば20日以内に商務省が調査開始の有無を発表する。ITCの産業被害の予備判定は提訴後45日以内に出てくる。



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