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駐韓米大使「韓国人は北朝鮮政権を憂慮すべき」

2006.01.17 17:00
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「北朝鮮は犯罪政権」発言で物議をかもしたバーシュボウ駐韓米大使が16日、今度は「韓国人は北朝鮮政権を憂慮すべき」と強調した。 米大使館が開設したインターネットカフェ「カフェUSA」のネチズンに対する返答でだ。

「unit cut」という名前のネチズンはこの日、カフェUSAで、「犯罪政権」発言を取り上げながら「9000年の歴史を持つ韓民族に対し、あたかもアフガニスタンやイラクなどアラブ人への対応と同じように行動している」とバーシュボウ大使を批判した。

 
これに対しバーシュボウ大使は「私は、大韓民国にいるすべての韓国人が、住民をむやみに扱い、不足した資源を核兵器開発で浪費するのはもちろん、生き残るために貨幣偽造や麻薬取引、マネーロンダリング、危険な軍事技術の流出に関与する政権を憂慮しなければならないと考える」と明らかにした。

また「北朝鮮政権の政策による結果として100万人にのぼる餓死者が発生し、慢性的栄養失調、沈滞した経済、自由抑圧などで住民は苦痛を受けている」とし、「これを看過すれば韓国の統一を早めることはできないだろう」と強調した。

バーシュボウ大使は「私や米国の他の指導者らが北朝鮮政権の政策を批判するのは、こうした政策が2300万人の北朝鮮住民に与えてきた苦痛のため」と説明した。



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