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【社説】北朝鮮の深夜のICBM発射、現実的な安保対策まとめよ(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.07.30 13:08
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北朝鮮がこのようにICBM開発に熱を上げている理由は米国との平和協定締結にある。北朝鮮は核装着ICBMでニューヨーク、ワシントン、ロサンゼルスなどを脅かし、韓国を排除した米朝間の平和協定を要求しようとするものだ。しかし北朝鮮が求める平和協定は単純に北朝鮮の体制を保障するのにとどまらないという点が問題だ。オルブライトストーンブリッジグループのシニアアドバイザーを務めるエバンス・リビア元駐韓米国代理大使は27日にニューヨークで開かれた討論会で、「(北朝鮮は)核兵器を保有した状況で米朝平和協定を締結することによって韓国戦争を終わらせ北朝鮮主導の統一を成し遂げることが目標」と指摘した。言ってみれば北朝鮮式平和協定は既存の休戦体制を平和体制へと現状を変更し、「韓米連合軍司令部解体→国連軍司令部解体→在韓米軍撤収」を試みようとするものだ。北朝鮮はこうした過程を通じ米国が韓半島(朝鮮半島)から手を引くよう強要しようとする意図が敷かれている。

こうした厳しい状況できのうの韓国政府の措置は時宜適切だった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は北朝鮮のICBM発射直後に緊急国家安全保障会議(NSC)を開き、「今回のミサイル発射で北東アジアの安保構図に根本的変化の可能性もある」として星州(ソンジュ)に高高度防衛ミサイル(THAAD)の残余発射台4基をすべて配備するよう指示した。国防部の宋永武(ソン・ヨンム)長官も「韓米が北朝鮮の挑発に断固として懲らしめ対応する」と明らかにした。これに伴い国防部は北朝鮮のミサイルを迅速・正確に打撃できる国産新型弾道ミサイルの発射・打撃場面を公開した。これと合わせトランプ米大統領も北朝鮮を強力に制裁できる新たな法案に近く署名する予定だ。

 
だが北朝鮮の本格的な挑発はこれからだ。金委員長は近く6度目の核実験とともに核武装に進入するだろう。そのため韓国政府は対北朝鮮戦略を大きな枠組みで再検討し、希望混じりの対北朝鮮政策よりも、現実的な安保対策に集中しなければならないだろう。中国もTHAADのせいだけにするのではなく、北朝鮮の核・ミサイルという根本的問題を解消するため対北朝鮮制裁に積極的に参加しなければならない。韓国政府は北朝鮮の無制限な核武装とミサイル挑発をこれ以上容認できない危重な時期という点を深く認識することを望む。(中央SUNDAY第542号)


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