朴大統領、休日にも世論動向の報告受けて悩み尽きず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.23 09:08
朴槿恵(パク・クネ)大統領が22日、文昌克(ムン・チャングク)首相候補の去就問題をめぐり、一日中腐心した。当初、同日には文候補の国会任命同意案・人事聴聞要請案に対する立場が示されるだろうとの観測もあったが何の発表もなかった。
朴大統領は中央3カ国歴訪の途中だった今月18日、親日史観問題で自主辞退の圧迫を受けた文候補の国会任命同意案などについて「帰国して裁可について検討する予定」と明らかにしていた。しかし21日午後に帰国した朴大統領は、日曜日である同日は外部の日程はなく、参謀から世論動向などの報告を受けつつも決定を下さず熟慮する方を選んだ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)も午後に金淇春(キム・ギチュン)秘書室長の主宰で首席秘書官会議を開いたが、文候補に対する議論はなかったという。結局、今回の事態は朴大統領が文候補に対する任命同意案を裁可するかどうかを決めることで論議に終止符が打たれるものとみられる。