「韓国、南北関係中心に現状を打開しようとしてはならない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.04 10:26
破局なのか、より壮大な歩みのための調整の局面なのか。先月27~28日、ベトナム・ハノイで開かれたドナルド・トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長間の会談が決裂した。現代外交史で類例のない首脳間外交の失敗だ。昨年1月の平昌(ピョンチャン)五輪以来北東アジア情勢を揺さぶり続けてきた韓半島(朝鮮半島)のビッグゲーム、北朝鮮と米国の非核化交渉が一旦休止する雰囲気だ。財団法人「韓半島平和作り」〔理事長・洪錫ヒョン(ホン・ソクヒョン)〕は2日、中央日報で緊急座談会を開き、ハノイ会談決裂の背景、ポスト(post)ハノイ情勢を診断・展望し、韓国政府が堅持すべき姿勢を考える場を設けた。座談には東国(トングク)大学の高有煥(コ・ユファン)教授、慶煕(キョンヒ)大学の権萬学(クォン・マンハク)教授、延世(ヨンセ)大学のパク・ミョンニム教授、申ガク秀(シン・ガクス)元在日本大使、魏聖洛(ウィ・ソンナク)元韓半島平和交渉本部長(カナダラ順)が参加した。
――ドラマチックな状況が起こった。