【社説】検察、朴大統領の賄賂容疑立証に注力を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.22 16:29
朴槿恵(パク・クネ)大統領が今後、検察の捜査に一切応じないと明らかにしたことに対し、特別捜査本部は「特検の捜査まで対面調査を継続して推進する」と明らかにした。朴大統領の容疑についても「収集された証拠に基づき客観的かつ厳格に判断した」とし「今後も政治的な考慮なく法と原則に基づいて事件を処理する」と説明した。しかし朴大統領を相手にした検察の捜査は現実的に不可能なようだ。
なら特検の開始が予想される来月初めまでに検察がするべき捜査は朴大統領の賄賂容疑立証をはじめ、金淇春(キム・ギチュン)前大統領秘書室長と禹柄宇(ウ・ビョンウ)前民情首席秘書官の国政壟断疑惑などだ。ともに特検の捜査対象だが、検察が自ら始末をつけるのがよいとみられるからだ。