－－欧州のアウトドアブランドデザイナーは、なぜか登山家であるようだ。どんなアウトドアを楽しむのか。

「思ったよりもハイキングにあまり行けない。パリではこういう山に行くには車で数時間行かなければならない。普段は市内で自転車に乗って、冬なら子供たちとスノーボードを楽しむ。息子が４人いるが、そのうち２人目がクライミングを習っている。私は岩壁を上がるにはちょっと太ってしまった」

－－韓国のアウトドア市場が爆発した。いつまで続きそうか。

「驚くほど成長した。このように多くの人々が山に来るのを見ると、依然としてうまくいくようだ。今後は多様なアウトドアスポーツに分化するだろう。欧州や米国もそうだった。スタイルも変わるだろう。今、韓国のアウトドアデザインはとてもきらびやかだ。デザインもそうで、アクセサリーをとてもたくさん付けている。こうしたものはすぐ飽きられることになっている。これからはもう少しモダンなスタイルが流行するだろう。私が韓国で引き受けた役割もそんなことだ。だが韓国市場があまりにも爆発的に成長したので、すでに欧州のデザイナーも『韓国的なデザイン』に関心を持ち始めた。今では『あんなスタイルもあるんだね』と認める雰囲気だ。だとしても今の服は、とてもきらびやかだ」

－－アウトドア衣類がとても高いという声もある。

「価格は本当に複雑で難しい問題だ。しかしデザイナーならば当然多くの人が合理的な価格で購入できるよう価格を低くしようとする努力をしなければならない。クリエイティブデザイナーとしてすべきことのうちの１つだ」

－－韓国の登山客にどんな服を見せてあげたいか。

「モダン（Ｍｏｄｅｒｎ）だ。シンプルながらも機能性を追求しようとする。今、作業の真っ最中なので来年のこの時期に披露したい」


「登山路に登山靴用掃除機や食堂…韓国だけの素晴らしい風景」（１）