韓半島専門家ら「平昌五輪の参加を説得する対北朝鮮特使を送ろう」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.24 15:08
◆江原(カンウォン)大政治外交学科のパク・ヨンホ招へい教授=「南北は何を得るかにこだわって問題解決ができていない。今後何を捨てるかを考えれば答えを出すことができる。交流できる条件を作るのがまず必要だ。韓国と北朝鮮が『相手方の体制を認めて尊重する』と約束した南北基本合意書第1条を実体的に実現してこそ、その次の段階に移行することができる。また、韓国と北朝鮮の平和共存状態を実質的で制度的に実現しなければならない。韓国と北朝鮮は国連会員国だ。このような現実を韓半島で認める勇気が必要だ」
発表に対して「現政権が(非核化交渉を)凍結から始めると言っているが確かに最後に非核化すると保障することはできない」〔金永熙(キム・ヨンヒ)中央日報論説委員〕という指摘が出た。チョン教授は「完全な非核化が一気に実現するわけではないため、凍結がせめて始められる地点」としながら「出発点は核実験とミサイル発射実験をしないことであり、終結は核物質の追加生産をしないことで、合意書には非常に抽象的な非核化目標が盛り込まれるだろう」と答えた。