アモーレパシフィックグループのソ・ガンベ会長が「２０１７年グローバルＣＥＯ経営評価」で２０位に上った。

アモーレパシフィックグループは２５日、ソ会長が米ハーバード大が発刊するハーバードビジネスレビューとフランスのＩＮＳＥＡＤ（インシアード）経営大学院が共同で施行したグローバル最高経営責任者（ＣＥＯ）経営評価の結果、アジアで２位、世界で２０位になったと発表した。

「Ｓ＆Ｐグローバル１２００」に含まれた大企業と２０１７年４月末を基準に２年以上在任している代表を対象に評価した結果だ。

１位のＣＥＯはファッションブランド「ＺＡＲＡ」を運営するスペインの「インディテックスグループ」のパブロ・イスラ代表が選ばれた。２位は英国広告グループ「ＷＰＰ」のマーティン・ソレル代表、３位は米国半導体企業「ＮＶＩＤＩＡ」のジェンスン・フアン代表だった。

ソ会長は韓国企業ＣＥＯのうち唯一ランクインした。米国「エスティローダーグループ」のファブリツィオ・フリーダ代表（２５位）、フランスの「ロレアルグループ」のジャン・ポール・アゴン代表（８７位）より順位が高かった。韓国人ＣＥＯがリスト入りを果たしたのは２０１３年サムスン電子の尹鍾龍（ユン・ジョンヨン）元副会長（３位）、現代自動車グループの鄭夢九（チョン・モング）会長（６位）以来４年ぶりだ。

ソ会長は革新的な技術力を重視する創業家精神を兼ね備えたという点が高く評価された。今回の評価を共同主管したフランスのインシアード経営大学院のナナ・フォン・ペルヌス・ディレクターは「アモーレパシフィックはことし、フォーブス紙が選んだ最も革新的な１００大企業（１６位）であるうえに、クッションのような技術革新をリードしてきた会社」とし、「読書と瞑想を楽しみながら創業家精神を維持しているソ会長が企業経営を成功的にしている」と話した。