文大統領のTHAAD配備決定に地元住民「朴槿恵政権と何が違うのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.30 11:36
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が29日に高高度防衛ミサイル(THAAD)発射台追加配備という決断を下したことに対し、THAAD基地に近い慶尚北道星州郡草田面韶成里(キョンサンブクド・ソンジュグン・チョジョンミョン・ソソンリ)の住民が反発している。
文大統領は北朝鮮が前日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星-14型」を発射したことに対し、北朝鮮の挑発がレッドラインに近接する水準に達したという判断の下、残りのTHAAD発射台4基の追加配備を急ぐよう指示し、これを米国のほか配備に頑強に反対している中国に通知した。
これに対して「THAAD源泉無効共同状況室」はこの日、「THAAD稼動中断と装備撤去のない一般環境影響評価実施を反対する。北朝鮮のICBM級ミサイル発射を口実にしたTHAAD発射台追加配備を中断せよ」と促した。