中国戦闘機J-15、空母着陸訓練中に墜落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.29 07:59
中国の主力戦闘機J-15(殲15)が試験飛行中に墜落し、パイロットが死亡していたことが確認された。これを受け、中国の大洋海軍戦略に支障が生じるという見方が出ている。
中国人民日報などによると、4月27日に陸上基地から空母への着陸訓練をしていたJ-15が墜落した。事故の原因は飛行操縦制御装置の故障と判明した。死亡したパイロットはチャン・チャオ少佐(29)。中国政府は戦闘機の状態については詳しく説明しなかった。
J-15は中国初の空母「遼寧」の主力艦載機。中国は3月にJ-15が「遼寧」に離着陸する場面を公開したりもした。今回の事故をめぐりJ-15開発に決定的な問題があるのではという観測が出ている理由だ。