【時論】東大門DDPを創造のオアシスにしよう(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.30 17:11
かつての東大門(トンデムン)運動場の場所に東大門デザインプラザ(DDP)が建てられて1年になった。これまで800万人を超える人たち立ち寄ったという。東大門運動場が「体力は国力」の時代の産物だったとすれば、DDPは「文化が国力」である時代の産物だ。建築家ザハ・ハディドと先端建築技術が合作した不定形の芸術的曲線は、これまで全く経験できなかった新鮮な感動を与える。芸術と技術が別々に存在するのではなく、人間生活の中に1つになって席を占めつつあることを感じられる。
だが歴史の痕跡で写真で思い出を残す程度に終わるならば、21世紀の文化の時代ではランドマークにはなれない。人々でいつも混み合っているべきであり、感動して戻ってから再び訪ねたいと思わせてこそ真のランドマークとして位置を確立できる。