「走馬加鞭」現代車 「大馬不死」トヨタ…中国市場の韓日戦(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.24 16:19
しかし日本車は逆だ。東風日産・鄭州日産、一汽トヨタ・広汽トヨタ、東風ホンダ・広汽ホンダは今年前半期まで未来を見通せないほど暗鬱な時間を送った。2012年6月に始まった販売減少傾向は、同年10月に日中領土紛争が発生してピークとなった。3ブランドを合わせて16%ほどだった日本企業の中国市場シェアは6.5%まで落ちた。昨年一度急減し、今年2月にまた急落現象を見せ、上半期中続いた。
しかし下半期に入って事情は完全に変わった。特に年末が近づくほど「失われた1年」に対する補償は大きかった。11月の場合、東風日産が111%、一汽トヨタが120%、広汽ホンダが122%の驚異的な成長率となった。3ブランドの中国市場シェアも17%台となった。
日本車の再起には理由がある。まず領土紛争イシューが完全に薄まった。その間、日本車に対するテロの可能性、日本に対する怒り、対外的な体面などの理由で日本車を避けていた中国人が、今はためらわず日本車を購入している。日本企業も大々的な攻勢に出ている。