ブレーキ緩んだ中国証券市場、3000ポイント割れの恐れも(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.25 09:19
問題は中国政府の“オールマイティ神話”がまともに通じないことにある。この日の投げ売りが傍証だ。いまや残った過程は自由落下かもしれない。バブル理論の大家であるチャールズ・キンドルバーガー元MIT教授はこうした現象に対し1978年に出した『熱狂、恐慌、崩壊――金融恐慌の歴史』で、「投げ売り以降に株価は長期平均(実質価値)以下へ真っ逆さまに墜落するパターンが見られる」と分析した。その言葉通りなら上海指数はいくらか後に長期平均線である2900以下に落ち込むとみられる。さらに陰鬱な見通しもある。KGI証券のアナリストは「上海指数が来年までさらに29%落ちる可能性がある
と予想した。2200まで下がるという見通しだ。相当数の外国人投資家も投資回収を悩んだり、すでに実践に移す姿が捉えられている。