<大リーグ>秋信守、“1億ドル”大型契約の可能性も
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.04.23 13:52
メジャーリーグのシンシナティーレッズは1970年代、“ビッグレッドマシン”として有名だった。機械のように正確な打撃でリーグ最強の攻撃力を誇る打線につけられた愛称だった。ビッグレッドマシンが活躍したシンシナティーは70年代に2度のワールドシリーズ優勝を達成した。40年ほど過ぎた今、シンシナティーは新たなマシンの登場で勢いづいている。“出塁マシン”として登場した秋信守(チュ・シンス、31)が主人公だ。
昨季後にクリーブランドからシンシナティーに移籍した秋信守はシーズン序盤、メジャーリーグ最高の出塁率を誇っている。22日(日本時間)現在5割2分3厘で、両リーグ30チームの野手のうちトップ。メジャーリーグで出塁率が5割を超えている選手は秋信守、ジョーイ・ボット(シンシナティー、5割2分2厘)、ランス・バークマン(テキサス、5割9厘)のわずか3人だ。ボットとバークマンはリーグの看板打者。
最近の秋信守の出塁本能は驚異的だ。秋信守は22日のマイアミ戦で2打数2安打3四死球と、5打席すべて出塁した。前日のマイアミ戦の4打数3安打3四球を含めば、2試合の12打席でなんと11回も得点チャンスを作った。シンシナティーの1番打者の秋信守は、シーズン開幕から18試合連続で出塁している。安打のほか、四球、死球など手段は問わない。良くなった選球眼と積極的な気持ちが秋信守を“出塁マシン”にしている。