--独創的なデザインに関心の高い韓国の若者達を攻略するには。（マッキニーコンサルティング主席コンサルタント）

「軽自動車のスパークの場合、自らデザインする楽しさを感じてもらうために、映画『トランスフォーマー３』に出てくるカーデザインをスペシャルエディションとして選ぶことができるようにした。最近発売したスパークの『モナコ・ピンク』のような大胆な色を取り入れたこともそんな理由からだ」

--今後の韓国市場の自動車技術開発トレンドは。（三菱韓国法人社長）

「韓国市場は、技術やデザインなどすべての面で最もスピーディーに進化している。遠隔操作が可能な技術も出てくるはずだ。例えば、パトカーがスピード違反車を止められる機能のようなものなどだ。情報テクノロジー（ＩＴ）を融合させ最先端の性能を誇っているが、操作しやすい車両を重点的に開発している」

--グローバル財政危機の中に韓国ＧＭの見通しは。（ロバートボッシュコリア社長）

「韓国市場では、マーケティングと顧客サービスを強化し、海外市場では新規市場の方に輸出を拡大していくつもりだ。２００５年には米国・ブラジルを含めたＧＭ世界工場に部品を納入する韓国メーカーは３社だけだったが、今は１１社に増えた。韓国ＧＭが成長して韓国内の協力会社もグローバル化した。今後も、ともにシナジー効果を出していけると思う」


「韓国には新し物好きが多い…」ＧＭ社長が明らかにする“韓国市場の攻略法”（１）