民主労働党(民労党)が386スパイ事件に党幹部が関与したことについて謝罪した。 「一心会」に対する捜査結果が発表されてから一週間、民労党幹部が関与した事実が伝えられてから約50日後だ。 その内容も心から謝罪するというものか、それとも捜査を非難するというものか、よく分からない。
民労党の立場5つのうち、4番目に「結果的に心配をかけて遺憾」という表現が含まれている。 世論の非難にやむをえず謝罪する真似をしたという印象が残る。 発表文の最規の内容は「国家保安法を悪用して思想と良心の自由を抑圧する反人権的行為があってはならず、党は座視しない」だ。 スパイ行為が思想と良心の自由なのか。 またスパイを捕まえるのが反人権的行為なのか。 この主張を前面に出して民労党が言いたいことは何なのかが気になる。 スパイ行為を認めろということか。