セウォル号惨事から3カ月…産業現場ではいまだ「まさか事故が…」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.16 14:39
ソウル江西区(カンソグ)にあるA企業の10階社屋リフォーム現場。天井ではスプリンクラーをつなげる電気熔接をしながらペイント塗布作業を同時進行していた。作業に参加したキム氏は「床にシンナーが乱雑に散らかっているが、溶接の火の粉がずっと飛んでいた。あっという間に火事が起こる恐れもあるのに、管理責任者は何の安全措置もなしに工期の短縮ばかり計算していてあきれた」と話した。
一般的に10階(1フロア130平方メートル)建物はリモデリングするのに6~7カ月かかる。だが、ここでは4カ月の日程で工事が進行されていた。零細事業者らが無理に工期を合わせようとすれば、作業が危険覚悟で進行されることになる。