生ビールのピッチャー、実際より30%少なく提供=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.31 08:54
500ミリリットルのジョッキや2000ミリリットル・3000ミリリットルのピッチャーで提供される生ビールの実際の量が表記量より最大で30%以上少ないことがわかった。韓国消費者院がソウル・江南(カンナム)駅、新林(シンリム)駅、新川(シンチョン)駅、弘大(ホンデ)入口駅、鍾閣(チョンガク)駅、恵化(ヘファ)駅のビール店30カ所を調査した結果だ。
消費者院が30日に明らかにしたところによると、500ミリリットルのビールジョッキ1杯の平均提供量は注文量の87%に当たる435ミリリットル、2000ミリリットルと3000ミリリットルのピッチャーは77%に当たる1544ミリリットルと2309ミリリットルだった。このため容量が大きいピッチャーで注文しても500ミリリットルを注文する時より価格上のメリットはなかった。実際のビール提供量で考えると、500ミリリットルは1ミリリットル当たり7.2ウォン、2000ミリリットルは7.1ウォンでほとんど同じだった。店ごとに量も幅があった。3000ミリリットルの場合、実際の注文量より32%少ない2050ミリリットルしか出さない店もあった。