【社説】韓流の新天地を切り開いた防弾少年団の快挙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.29 14:13
アイドルグループ防弾少年団(BTS)が韓国大衆音楽の歴史を書き換えた。オリジナル3rdアルバムが韓国歌手として初めて、世界音楽市場の主流舞台である米国ビルボードのアルバムチャートで1位に君臨した。ビルボードで英語ではない外国語のアルバムが1位になったのは12年ぶりだ。また、ビルボードが欧州・アジア・アフリカ・南米・中東など米国本土以外で始まった音楽を総称する「ワールドミュージック」ジャンルでアルバムチャート1位にランクインしたのも防弾少年団が初めてだ。
今回の成果は、これまでインターネットを接点にした西欧10~20代の辺境ジャンルだったK-POPが米国主流ティーン・ポップ(teen pop)市場を突破したということに意味がある。これまでビルボードで最高の成績だった2012年歌手PSY(サイ)の『江南(カンナム)スタイル』(シングルチャート2位)が一発の旋風に終わったのとは違い、防弾少年団は米国ミレニアム世代の熱烈な支持を受けてグローバルファンダムを構築した。防弾少年団は最近「2018ビルボード・ミュージック・アワード(Billboard Music Awards、BBMA)」でも2年連続「トップ・ソーシャル・アーティスト」賞を受賞した。