【取材日記】よほどでなければ韓国電力が反旗を翻すだろうか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.25 10:42
政府より市場と裁判所がもっと恐かったのか。そうでなければ耐えに耐えて政府のばらまき対策に飛ばした「警告状」だろうか。韓国電力理事会が21日に政府の夏季電気料金引き下げ案に「反旗」を翻した。韓国電力は政府所有株式が51%を超える電力公企業だ。理事会は無条件で賛成することが多かったが、今回だけは違った。
電気料金引き下げ案の骨子は電力使用量が多い7~8月に一時的に累進制を緩和し電気料金負担を減らす内容だ。こうすると韓国電力は昨年基準で2874億ウォンの損失を抱え込む。手柄は政府のものになり負担は韓国電力が抱える格好だ。