韓経:欧州モータースポーツを席巻した現代車…スポーツカー販売事業も本格化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.24 13:52
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WRC今季最後の大会であるオーストラリアラリーでレースを繰り広げている現代車。
現代自動車がモータースポーツの本場である欧州で存在感を高め、スポーツカーの領土拡張に乗り出している。フォーミュラワン(F1)とあわせて世界二大カーレースである世界ラリー選手権(WRC)で歴代最高の成績を収めて、モータースポーツファンの脳裏に「現代」というブランドを強く焼き付けた。WRCは山岳地形、未舗装路区間を走る大会で、カーレースの「トライアスロン」とも呼ばれている。現代車はまた、レースの経験から築き上げた技術をベースに開発した高性能スポーツカー「i30 N TCR」でツーリングカー(サーキットで走る量産型スポーツカー)レースで2勝を収めて業界を驚かせた。
WRCは先週末、オーストラリアで今季最後となる第13戦で2017年のラリーシーズンを締めくくった。このラリーで現代車は、看板ドライバーのティエリー・ヌービル(ベルギー)が1位、ヘイデン・パッドン(ニュージーランド)が3位に入った。現代車ワールドラリーチームが収めた歴代最高の成績だ。