<金正男毒殺>「叔父は独裁者」というキム・ハンソル氏の運命は?

<金正男毒殺>「叔父は独裁者」というキム・ハンソル氏の運命は?

2017年02月15日13時47分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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キム・ハンソル氏(左)、金正哲(キム・ジョンチョル)氏(右)
  殺害された金正男(キム・ジョンナム)氏の息子キム・ハンソル氏は無事なのだろうか。ハンソル氏は2012年10月、フィンランドyle-TVのインタビューで金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長を「独裁者」と表現した。

  現在、ハンソル氏は姿を隠している。2013年12月ごろフランスの名門パリ政治学院(シアンスポ)で確認されたのが最後だ。当時、金正男氏を支援してきた張成沢(チャン・ソンテク)元北朝鮮労働党行政部長が粛清された直後だった。

  ハンソル氏は大学を卒業したことが確認された。ハンソル氏とともに勉強した現地の学生は「ハンソル氏は『卒業後は英国の大学に進学する計画』という話をしていたが、英国には行かなかったと聞いている」と伝えた。ハンソル氏は当時の友人に「マカオやシンガポールに来ることがあれば連絡してほしい」と話したという。大学卒業後のハンソル氏の居場所を推定できる言葉だが、その後ハンソル氏の姿は確認されていない。

  ハンソル氏は金正日(キム・ジョンイル)総書記の初孫だ。平壌(ピョンヤン)で生まれ、父の金正男氏について行ってマカオで育った。ボスニア-ヘルツェゴビナの国際学校ユナイテッド・ワールド・カレッジ(WUC)モスタル分校を経てパリ政治学院に入学した。

  ハンソル氏は2012年、英語でのインタビューで、「1995年に北朝鮮の平壌で生まれて数年間暮らし、マカオに住みながらも何度か平壌を訪問した。(北朝鮮では)母側の家で過ごしたので祖父(金正日))が北朝鮮の最高指導者ということも後になって知った」と話した。叔父の金正恩委員長については「父(金正男)は政治に関心がなかった。これは祖父と叔父の間の問題であり、2人とも会ったことがないので叔父(金正恩)がどのように独裁者(dictator)になったのか分からない」と話した。また「マカオの国際学校時代に韓国の友人と言語および文化が同じということを知った。統一して南北が自由に交流することを望む」とも話した。

  金正恩委員長の兄の金正哲(キム・ジョンチョル)氏の身辺も注目される。李炳浩(イ・ビョンホ)国家情報院長は昨年10月、国会情報委員会の国政監査で金正哲氏の近況について「徹底的に権力から疎外され、監視を受けながら生活している」と明らかにした。李院長は「金正哲氏は酒に酔えば瓶を割ったり暴れるなど精神不安定な姿を見せる」とも伝えた。その一方で「冬には馬息嶺(マシクリョン)スキー場から弟の金正恩委員長に『元帥様のご配慮でスキー場を訪れることができ感謝しています。風邪をひいたことも忘れました。未熟な自分をご包容くださる大きな愛情に報いたいと思います』という内容の感謝の手紙を送ったりもした」と紹介した。
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