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【時論】安重根の「北東アジア平和論精神論」を振り返ってみよう(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.22 15:14
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#3.1909年10月、朝鮮の愛国の志士安重根(アン・ジュングン)は朝鮮侵略の元凶・伊藤博文をハルビンで暗殺した。伊藤射殺の大義は、彼が東洋平和を損ねたところにあった。死を目前にした状況で彼は旅順の監獄で「東洋平和論」を執筆した。韓中日の3カ国が連帯して西洋の帝国主義に対抗することを主張した。そして北東アジアの統合を通した東洋平和の構築案を提示した。戦略的な要衝地だった旅順に3カ国協力のための常設機構の設置を提案した。3カ国共同の銀行設立、3カ国共同の平和軍創設などの構想も明らかにした。欧州の統合論に半世紀は先んじた先駆的な提案だった。しかしその後に広がった状況の展開は彼の夢とは逆行した。日本は西欧帝国主義の隊列に参加した。朝鮮併合に続き中国の分割に飛び込み日中戦争と太平洋戦争を起こした。

2011年9月、韓中日の3カ国は政府間条約によって韓中日協力事務局(TCS)をソウルでスタートさせた。「韓中日協力ビジョン2020」も発表され、FTA交渉の開始も宣言された。いよいよ北東アジアもEUのような統合の流れに乗ったという未完成の期待と希望があった。しかし中国の急浮上による北東アジアでの勢力争いのせいであろうか。北東アジアの地形が再び揺れ動き始めた。習近平国家主席の「中華民族の復興の夢」に対して安倍首相は「普通の国」へと疾走し始めた。旧帝国時代の郷愁がにじみ出る。朴槿恵(パク・クネ)政権は「北東アジア平和協力構想」で対応している。互いに協力を通じて平和と繁栄の北東アジアをつくり出そうとする大きな構想だ。惜しくもこうした構想は北東アジアの歴史の壁にぶつかり困難を経験している。

 
韓中日の3カ国関係に統合のビジョンを再び点火しなければならない。物理力の統合ではなく3カ国の国民たちの間の心の統合だ。歴史問題についても前向きなアプローチが必要に思われる。3カ国の相互間の統合と包容のリーダーシップが切実な時だ。

この時点において韓国外交の当面課題は、韓中日の3カ国関係を主導的に解決していくことだ。今年中に3カ国首脳会議の議長国として首脳会議を成功裏に開催しなければならない。歴史的な大和解の共同宣言を発表することができれば最善だろう。韓国はこれを実行できる外交的な実力と地政学的な長所を有している。常設事務局がソウルにあるのも偶然ではない。北東アジア国際政治における韓国の積極的な統合リーダーシップを期待したい。

申鳳吉(シン・ボンギル)外交安保研究所長、初代韓中日協力事務局(TCS)事務総長

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【時論】安重根の「北東アジア平和論精神論」を振り返ってみよう(1)

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