【コラム】誰も彼も「海外直購」に乗り出す理由=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.24 13:18
「直購」ブームだ。直購は「直接購買」を略して言う言葉だ。主に海外オンライン・ショッピングで行われる。韓国で売っていない物を購入したり韓国で買うより物の値段が安い国のインターネット・ショッピングモールを利用する人々が「直購ショッピング族」だ。最近ある程度家計のやりくりをしいる人で「海外直購」を知らない人はいないほど盛んに行われている。
ところがこの頃の直購熱風に参加するにはあらかじめ知っておかなければならないことがある。英語だ。オンライン・ショッピングモールにIDを登録することから英語で始めなければならない。もちろんショッピングの過程は韓国のインターネット・ショッピングモールと別段変わらない。ページをめくりながら商品を見回して気に入った物を選んで買い物かごに入れた後、配送地を確認して決済すれば終わりだ。この過程が全て英語でなされることだけ除いての話だ。
払い戻し・交換手続きも英語の販売者・購買者間の契約書・約款を基本とするため利用前に熟知しておかなければならない。ショッピングする時に言語の障壁が侮れないわけだ。このような事情だから直購の最も大きい障害物は英語を含む言語問題だと指摘する人々が多い。このような消費者のあい路があるとのことを分かっている事業家は隙をねらって英語で書かれた海外インターネットのショッピングモールで代わりに物を買う韓国語サービスに乗り出している。このようなサイトを利用すれば物の値段に所定の手数料がつく。英語不便という障壁を取りはらう手間についてくる代価だ。