韓経:文大統領「素材・部品自立化、結局は特許技術覇権争い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.20 09:20
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が19日、「素材・部品・装備自立化の課題もよく見ると特許技術をめぐる技術覇権争い」とし、特許強国の重要性を強調した。
文大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)執務室で開かれた「200万号特許証および100万号デザイン登録証授与式」で、「素材・部品・装備部門で日本が圧倒的に多くの特許を出願したため、後発走者の技術成長に一つの障壁になっている」とし、このように述べた。青瓦台執務室で特許証授与式が行われたのは今回が初めて。日本の輸出規制や米中貿易紛争などで経済の不確実性が高まる状況で、韓国産業界の競争力強化にまい進する努力を激励するためだと、青瓦台は説明した。
文大統領は「技術の自立化は単にR&D(研究開発)を熱心にするだけでは実現しない」とし「従来の特許を回避し、特許紛争が生じれば我々が勝てるように政府が十分にサポートしながら国内外での迅速な特許出願を通じて我々の技術が保護されるようにしなければいけない」と語った。