주요 기사 바로가기

<チャイナインサイト>韓中修交24年、差を認め異見狭める「求同存異」必要(3)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.24 14:19
0
◆THAAD摩擦と望ましい韓中関係

最近THAAD配備をめぐる韓中摩擦もこれまでの両国関係の経験が土台になっているという点を否定しがたい。コミュニケーション不足は相変わらずで、ニンニク紛争に見られたように中国は自身が気に入らなければ圧力行動を躊躇しない。また中国の急激な国力上昇に力づけられて今では韓国に対し中国を認めて尊重してほしいという限度を通り越し、これまで潜在していた大国意識を表出したりもする。

 
韓中はお互いを必要としている間柄だ。韓国は韓半島(朝鮮半島)の平和と安定、そして究極的な統一とともに持続的な経済・文化の発展のために中国との協力が必要だ。中国もやはり韓半島の安定と平和、地域の共同繁栄に韓国と共通の利益がある。合わせて中華民族の偉大な復興という「中国の夢」実現のためには韓国との安定した政治・経済協力が切実だ。

問題は、両国が地理的に隣接して文化的にも相通じる部分が多く互いをよく分かっていると思っているが、実際はそうではないというところにある。近隣諸国の間でも相互の利害関係が異なるものが少なくなく、特に安保に関連した戦略的観点は国家間で異ならざるをえない。韓米同盟や北朝鮮問題に対する見解の差や、両国経済が日が進むにつれ競争的な性格に変わりつつあるということは両国が大きな関心を持つべき部分だ。漸増する両国内の排他的民族主義の指向も、両国関係に負担として作用する可能性がある。

結局、韓中に必要なものは少なくとも互いの差を認める中で相手方を理解しようとする努力を通じ、異見を狭めていく求同存異の精神だ。中国は大国意識を自制して自身が明らかにした周辺国外交政策である「親しくつきあい、誠実に対応し、恩恵を与え、包容する」という「親・誠・恵・容」の精神を行動で見せる必要がある。

韓国は中国をありのまま認めて重視するという姿勢を持たなければならない。韓国と考えが違うカギとなるような事案については忍耐心を持って中国を説得していく努力を続けることが望ましい。そのような過程で韓国が国際規範や普遍的価値で正しいと判断されることであれば、そして韓国政府の権威と国民の自負心のためであれば、多少の犠牲が伴っても韓国の立場を堅く守っていくことが必要だ。そのようにしてこそ今後の韓中関係が互恵と相互尊重の土台の上に、長期的に安定を維持できるはずだ。

辛正承(シン・ジョンスン)元駐中大使

◆辛正承=ソウル大学外交学科卒業後、外交官試験を経て職業外交官として仕事をしてきた。中国課長時期に韓中貿易代表部開設の交渉をつとめ韓中修交交渉に参加した。その後、韓中漁業会談の首席代表をつとめ駐中公使時期にはニンニク紛争を体験した。駐中大使を最後に2010年現役から引退し、その後は国立外交院中国研究センター所長を経て現在は韓中未来研究院の院長であり東西(トンソ)大学の客員教授である。


<チャイナインサイト>韓中修交24年、差を認め異見狭める「求同存異」必要(1)

<チャイナインサイト>韓中修交24年、差を認め異見狭める「求同存異」必要(2)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP