首相候補者めぐる朴槿恵大統領の最大の悩みは「親日フレーム」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.06.22 12:17
だが、週末を過ぎてからは「首相候補聴聞会を開催し是々非々を確認しなければならない」という主張が広がる様相を見せている。セヌリ党院内代表を務めた親朴槿恵系の李漢久(イ・ハング)議員は中央SUNDAYとの通話で、「聴聞会を行うべきという議員が相当数いる。政治的に解決しなければならないことと正しいことは区分しなければならない」として聴聞会開催を主張した。
知識人社会では行き詰まる韓日関係を背景にした“親日フレーム”を警戒する主張が提起されている。李仁浩(イ・インホ)ソウル大学名誉教授は、「政治家に対する親日議論は通常野党陣営が保守右派の政敵を親日扱いして攻撃する古びたフレームの場合が多い。保守右派だと批判すれば批判者の立ち位置が狭まるので“親日派”として攻撃する」と話した。